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第8話 計画編 『土地購入のトラブル』

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塀

こんにちは。

土地編はこれで最後です。

ブログを長続きさせるためにネタを引き伸ばしている訳ではないんですよ(笑)。これは自分のために記している記録でもあるので、なんか思い出しているうちに、そういえばこんな事もあったなーとかって、なってる訳なんです。

今回は、前回購入を決めたマイホーム用の土地について、一点だけトラブルがあったので、それをご紹介しておこうと思います。

問題点

簡単に言うと、登記簿上の図面の形状(大きさ)と現況の形状(大きさ)が違っていたのです。

経緯と事実

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図面は設計時のものですが、我が家の敷地は、道路手前部分で右お隣りの方向へ、えぐり込むような形をしています。

でまず、ぼくが最初に土地を見た時の写真

写真 右隣

隣地境界線上には何も無い状態です。

建っていた古家を解体した時に、お隣との境界部分(フェンスや犬走り)も一緒に取れてしまっていたんですね。で、解体した会社(土地の売主側の仲介業者)が、後にブロックフェンスも積み直して復旧するという話でした。

それについては何の疑いもなく、境界線とおりに施工するだけだろうと思い、契約にいたる訳なんですが、契約時にはそのブロックフェンスも施工されていたんです。

で、ここがぼくの情けない所で、ぼくは宅地建物取引主任士の資格も持っているのに関わらず、このブロックフェンスについてちゃんと見てなかったんですよね。そして土地購入の直後、現地で建物のシミュレーションをしていた時に気付くのです。

「ん?…なんか変だな…。」

境界ブロックフェンス

なんか妙にまっすぐ積まれている…。調べるとこんな感じで施工されていたのです。

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つまり隣地側の構造物が、こちらの敷地に越境してきているという事ですね。

これはダメだと思い、すぐにぼく(買主側)の仲介業者に対応を求めました。

対応

こうなっている背景としては、ウチの敷地にもともと建っていた家屋もお隣も、古くからあったので、解体前もその境界部分があいまいだったみたいです。現に、境界線の中間にあるポイントは無い状態でした。で、売主側の仲介業者は、そのあいまいだったもともとの形状に沿うようにブロックフェンスを積んだという事でした。よくあるといえば、よくある話…。

でもそれで、はいそうですかとは当然なりません。

ぼく(買主側)の仲介業者さんは、地場ではある程度名前のある不動産屋さんだったので、わりと真摯には対応してくれたんですが、売主側の仲介業者が昔ながらというか、頑固というか。

・業者の言い分

「現状有姿」なのだから、ブロックフェンスの積み替えはできない。その状態を知った上で契約したのでしょう?

※「現状有姿」とは不動産でよく使われる言葉で、売買などの際、「ありのままの姿を判断して買ってね、そしてもし売主側で知り得ない瑕疵(欠陥)がもともとあったとしても、それは承知で買ったことになりますよ。」というものです。

・ぼくの言い分

その状態を知った上で契約したのは事実です。しかしポイントは「現状有姿」の「売主側で知り得ない瑕疵」です。そもそもあるべき境界線を正しく認識せずに、古いあいまいな成り行きのまま、新たに構造物を設置するというのは、現代の不動産屋さんのすることではありません。

これが例えば中古物件で、古い建物や塀や水道管が隣へ越境している、これはざらにありますし、まさに「現状有姿」です。このフェンスがもともと建ってるんなら文句も言いません。ですが、つい最近、不動産業者がフェンス積んでる訳ですよ。正しく施工できないんなら、最初からブロック積まなきゃいいんです。これは「知り得ない」事実ではありません。調べたら分かるんです、不動産屋さんなんだから。で、こう言いました。

今回、売主側仲介業者が設置したブロックフェンスが、実際の境界線と違う位置に建っているという事実は、知り得ない瑕疵ではない。知り得る瑕疵であれば、このような要素は重要事項として説明義務があるはず。そのような重要事項は記載されてないし説明は受けていない。そもそもこの事は売主どうこうの話ではなく(売主さんは関係ない)、その仲介業者が発生させた付随する工事の単なるミスだ。よって「現状有姿」や「瑕疵担保責任の免責」とは、もともと関係ないはずだ。

結果

当然、やりかえていただきました。

簡単に言いましたが、仕事の合間に20回くらい電話でやりとりしましたよ。面倒くさかった。

もちろん、ぼくは施主として、今後の住人として、お隣さんには事情を説明し、快く了解も得ました。お隣さんからすれば、何のことかさっぱりですし、いい迷惑だったと思います。業者が勝手にやってる事ですから。

この事にもっと早く気付けなっかたのは情けないですし、悔やまれます。

でも、普通の方だったら、もしかしたら、もっと後々にトラブルになるとか、「建物入らないよ」とか、最悪最後まで気付かないとかあるかもしれません。怖い、怖い。

最後に、売主側の業者が、ブロックフェンスを積み直すのに、境界線の中間部分のポイントが分からないから、そっちで出してくれと言われました。「バカか」と思いましたが、問答するのも面倒くさくなったので、自分で前後から寸法追い出してパパッと出してあげました(笑)。

以上、購入した土地のトラブルについてでした。

ご拝読、ありがとうございます。

次回からは、建物の計画に移っていきたいと思います!