スポンサーリンク

第57話 『新築編 最終話』

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

こんにちは。

「現場監督」として、そして「施主」として、長かったマイホーム建設の旅も、ようやく竣工・入居という いったんの終着点にたどり着きました。「いったんの」というのは、住みだしてからのメンテナンスやアフターサービスも現場監督の仕事だからという意味です(笑)。

今回は、自宅新築についていったん最終話という事で、そのまとめと、ブログについてご挨拶という形でお送りさせていただきたいと思います。

感想とまとめ

「住めば都」という言葉がありますが、本当にその通りだと実感しています。竣工後5年も経った今だから思う事かもしれませんが、どんなにこだわっていた部分であっても、または悔いの残ってしまった部分であっても、しばらく住んでいるとそんな事は忘れてしまって、生活と住まいが同化していきます。人が家に順応してそれが当たり前になるんですよね。

「自分が考えた自分の家を建てたい」という若い頃からのひとつの夢を、自ら管理しながら実現できた事はこの上ない幸せであり、大きな達成感がありました。(この上なく大変でしたけれど…) だからこそ思うのか、そうでないのかは分かりませんが、そこに暮らす自分達が日頃幸せを感じながら生活できているならそれがすべてだなと思います。散々悩んでこだわった部分もあるマイホームですが、別にそうでなかったとしても今の暮らしがあればそれでいいやと思える事こそが幸せであり、それこそが望むべき理想の住まいなんじゃないかなと、現在は感じます。人の暮らしを包み込み、受け止める、いわば単なる器なんですよね、住宅って。

まーーた言ってます!これまでの記事と苦労を打ち消すような趣旨と逆行する綺麗事を最後まで!自分でも恥ずかしくなりますよ、まったく…。現実から逃げているだけですね(笑)。

さておきですね、そうはいっても良かった点・良くなかった点というのは当然我が家にもありますので、そのあたりこれまでと重複になりますが、ざくっとだけまとめておきたいなと思います。あくまで個人的な感覚・価値観ですので参考にはなさらず…。まぁ「良くなかった点」については、ご自宅をご検討中の方の参考になるかもしれませんし、ならないかもしれません(笑)。

良かった点

・玄関ドアの電気錠(スマートキー)

玄関電気錠

キーがポケットに入っていれば、手が荷物で塞がっていても子供がピッと開けてくれたり。LDKで施解錠できる点も便利です。車もそうですが、いい時代ですね。

・シューズクローク

平小_シューズクローク

シューズクロークという名の物置です。ベビーカーや傘、子供の遊び道具や庭道具、一時的な荷物など、ここが無いと大変な事になっていました。ちょっとコートなどを掛けれるようにとハンガーパイプを設置していますが、そんな余裕はなく、もっぱら傘掛けになっています。

・キッチン横パントリー

平小_パントリ

食品庫ですね。お米やお菓子や鍋やホットプレート、ストック品・タッパーもろもろ、収納のあまり多くない我が家において、なくてはならない存在となっています。

・ウッドデッキ

立地や規模的に、バーベキューとかはまず無理ですが、ちょっとマットや靴を干したり、子供がシャボン玉したり、贅沢な話ですがあって困る事はないです。床どうしフラットなのも良かったです。

・窓の電動シャッター

楽 以外の何者でもないです。掃き出しの2箇所だけですけど。

・床暖房

最初のうちはあまり使っていなかったのですが、その良さが分かり出すとずっと使うようになりました。我が家もそうですが、特に吹き抜けのあるお家では、エアコンやヒーターと違って暖房効率の低下をそれほど気にする事なく使用できるのもメリットでした。乾燥しない点も良いですね。ただ、リビングとダイニングの間で30cmほど床暖パネルの隙間を空けているのですが、そこが奥さん的にはよろしくないと今でも言われます。確かにLDは連続的に歩き回る部分ですのでピッタリひっつけといても良かったなぁと後悔です。

・リビングの吹き抜け

リビング4

感覚的なものによる所が大きいですが、やはり明るさと開放感が圧倒的に違います。デメリットもある訳ですが、それ以上のメリットを感じています。

・LDKへの入口が2つあり、ホール(廊下)との回遊性がある

これが1等賞です。狭い家ですし、2つの入口どうしの距離はたかだか5mほどですが、リビングへ行きたいのか、またはキッチンやその向こうの洗面側へ行きたいのかで、入口を使い分けできるのは非常に便利です。特にキッチン側入口とトイレが近い事が、その良さを発揮できた大きな要因だったと思います。

・1Fホール(廊下)の吹き抜け化

ホール1

同時にオープン型の階段のため、それらが一体となって空間的にゆったり感じる事ができます。上記の事柄と連動して、おそらく家の中で一番通行頻度が多い部分なので、階段部をもし壁で仕切ったり、天井が低かったりすると、窮屈さを感じて回遊できる事の快適さが半減していたのかもしれません。当初の「防音室前を少しゆったりした空間としたい」という願望から始まり、その意図が消滅していく過程で、このような利点が生まれたことは良かったのかなと思います。

・キッチン横の洗面室に勝手口

本来は台所に勝手口というのが一番でそういうお宅も多いですが、そうはいかなかったので洗面所を経由する形をとっています。勝手口と駐車場が近いので、買い物した食材などをここから取り込める点は非常に便利です。駐車場→玄関→キッチンという動線がかなり長いので、それがこのように解消できている事はとても良かったです。同時にゴミ出しも最短ルートになるので便利でした。

・2F、タタミコーナーと寝室から同バルコニーへ出れる

バルコニー

2Fタタミコーナーが洗濯物を取り込んだり室内干しをしたりするスペースとしてバルコニーと繋がっているのですが、そことは反対の寝室からもバルコニーへ出れるので、寝具などの作業も含めてスムーズかなと…。

ちなみにタタミコーナーは吹き抜けを介して1Fリビングとつながっているのですが、ぼくが洗濯物の有効な吊り上げ下げシステムを構築しないばっかりに、乾いた洗濯物が2階から投下されるというシステムが日常になっています。もちろん子供等には細心の注意を払っての事ですが、悪影響ですよね(笑)。絶対にマネしないでくださいね(笑)。

リビング吹き抜け

およそこんな感じでしょうか。こうやって見ると、総じてごく一般的に便利そうだなと思うものはやっぱり便利だったという結果で(笑)。基本的な動線や収納の計画がやはり大切だったのだなと実感します。当然かもしれませんが、意匠的にこだわった部分などについては、あまり実質的な候補として挙げにくいというのはありますね。

続いては…

良くなかった点

これらについては、「良かった点」の裏返しでデメリットになっている部分も多いので一概に我が家の「短所」とは言いにくいですし、概ね想定されており覚悟していた事柄の、改めての実感という部分も大きいです。多分挙げていけばキリがないので、簡単にだけご紹介したいと思います。

・オープン(スケルトン)階段の安全性と利便性がよくない

階段1

安全性という意味では当然小さい子供のいる家庭ではリスクが高くなるので、実際そこまでしませんでしたがネット等で安全対策するというのも有効だったかなと思います。なので心配で子供のそばについて登り降りする機会が必然的に多くなりました。

一番クレームがついたのは、片側に壁が無いのでベビーゲートが設置しにくいという点。上階については、上がり切り部分の設置は逆に危ないので、廊下や部屋の出入口部分に設置して階段へ降りれないような対策としていますが、1階の登り出し部分が物理的に難しいとういうか、アイデアはいくつかあったのですが、費用面や耐久性、あとあと何らかの形跡が残ってしまうとかの面で諦め、行動でフォローしながら現在まで耐えている形です。でも本来、どんな事情も安全にはかえられませんよね。そのあたり、もう少し最初に考慮して計画しておけばよかったのかなと思います。

・吹き抜けなど高所の掃除がしにくい

リビング1

当然ですよね。特に窓台部分にホコリが溜まりやすいです。高所窓のガラス外側は防汚タイプにしているせいかあまり気になりませんが、室内側はほったらかしにもできませんし、できない事はないのですが実行に移るまでに根気が要ります。室外側は幸い2ヶ所がバルコニーに面しているのでその点は良かったなと思っています。

・造作部材の色目が統一できていない

リビング2

これは個人的には一番失敗だったなぁと思っています。床や天井は別として、カウンターや棚板・窓枠・階段などがそうですね。なぜそうなったかというと、一応 窓枠などで使用している既製品メーカーの木目カラーを基準にしていたんです。システムキッチンも同カラーですね。で、すべての部材を同メーカーの既製品で調達できればよいのですがそうはいかず、形状や大きさによっては、別の集成材加工メーカー等に形状や塗装のオーダーをして、同じような色目の部材として調達するとういうのが、たいがいのお家でも採用されているパターンだと思います。我が家の場合、そのへんの事情が混み合い、以下のようなパターンに分かれてしまいました。

①メーカー既製品(窓枠・ドア枠・巾木・一部の既製品建具・システムキッチン関係など)

②別途 集成材メーカーへオーダーし、加工・塗装してもらったもの(既製品メーカーでは規格外のサイズでかつ現場での施工が塗装済みでも問題ない箇所、カウンターや階段など)

③無塗装の集成材の大盤などを現場で加工・組立てし、現場で塗装したもの(造作棚など現場でのカット・ビス止めなどの工程が多いものは、その部分を処理をし最後に現場塗装するのが一般的です)

④オーダー建具(これも③と同様の現場塗装としたものが多いです)

既製品メーカーに規格外のサイズ(一定の範囲)をオーダーする事もできるのですが、これがまたバカ高いんですよね。まぁ規格品だからお手頃なのは当たり前の話なのですが。で、別な所へ塗装までをオーダーした物も、同じ集成材であってももとの樹種が違うとか、塗装の仕上げ工程が違ったりで全く同じにはならない訳です。木目調のものは特にですね。それは仕方ないとしても、我が家の③④の部分で現場塗装したものというのが、オイルステイン系塗料メーカーの限られた規格色の中から選んで塗装したものだったので、それが基準色に近い色目に見えてくれたらありがたいなという曖昧な期待のみに基づいていた結果、似てるようで似てない、なんだかチグハグな色目使いになってしまったという訳です。

我が家のようなパターンで、そもそも③④を①と同様に見せたいと考える事自体が無謀で、それならば③④の部分は全く別の色目として最初から割り切っているほうが良かったという点と、仮に①~④すべてを同じ色目にしたかったのなら、中途半端に既製品を採用せず、すべて樹種などを考慮した上で無塗装の部材を現場で納め、現場で塗装するという手段をとれば良かったという点、これらが悔やまれます。というか、大きくは予算と熟考する手間を惜しんだ結果ですね、これは。

「中途半端な手法であれこれ色目を揃えようとすると逆効果。やるなら根本から徹底的に。」このような事を学ばせていただきました(遅い!)(笑)。今となってはどうでもいいんですけど(笑)。どうでもいい話をいつもすみません。。

・多灯分散型 照明計画のデメリット

主にはLDKですが、場所ごとのダウンライトやペンダント、スポットライトに間接照明。LDKだけで計20灯近くあり、もちろんそのすべてではなく場所場所ごとでスイッチングできるようにしてあります。その事自体は全く短所ではないのですが、その操作をもっと分かりやすくすれば良かったかなぁと。一括してON/OFFまでは必要なかったかもしれませんが、やはりスイッチが多いと操作が煩雑になり面倒だったりします。急いでいる時とか特に。消えてる所をまた点けてしまったりとか。で、それをさらに助長させているのが下記です。

・スイッチの操作性

スイッチ

ネームのないスイッチハンドル。今となっては感覚で覚えこんでしまいましたが、それでも照明の数が多いと、ホントにそのスイッチでその照明を操作したのかをちゃんと目視しないといけないんですね、時に消す時。まぁ当たり前と言えば当たり前なんですけど、ネームがあればもっと安定感があるのだと思います。あまり使わないセンサーや外部の照明は、いまだにどれだったっけと悩みます。

見た目ばかりを優先するとこういう事になるという例ですね(笑)。でも、新築ではあまりないですが、このタイプのスイッチのお家はまだいくらでもありますし、あくまで操作する照明の数などに対してのデメリットというお話ですけどね。

・1Fホールの濃い色のフロアタイル

フロアタイル

濃い色なのでスリキズやホコリが目立つ。往来の激しい場所なので特にですね。もちろん想定内ですし今更フローリングにしとけばよかったとも思わないのですが、掃除という意味では気になる所ではありますね。あとなぜか全く取れない付着汚れが付いてしまった時に、強くやりすぎて少し色がぼけてしまった事がありました。濃い色目だとそういう場合も目立ちやすいという例です。キズなんかはもはや全く気になりませんが(笑)。

・大きな特注建具のメンテナンス

リビング建具

リビング入口のW1400×H2500の巨大な引き戸。これはデメリットではなく当たり前の事なんですが、やはりこれだけ大きいですし、子供も頻繁に開け閉めする中で負荷が多くかかり、建て付けなどの調整がけっこうこまめに必要です。天井からの上吊りタイプなんですが、金物の調整だけで済むのでその点は楽です。あと木製でこれだけ大きいと、季節による木の変化も顕著ですが、そのあたりも味や風合いだと思って計画していますし、結果として明るく開放感があって大好きな部分です。九州のお兄さん、本当にありがとうございます!ただこのような割と冒険心のあるデザインは、それなりに後々の事も考えておかないといけないというお話ですね。何にでも長所と短所はあります。

・1Fホールの手洗い器

ホール手洗い

現状、「いる?」という感じです(笑)。男の子がもう少し大きくなれば、将来的にまだ有用性があるのかもしれません。ただ、サイズも場所も中途半端だったとは思います。本当に手を洗わせたいのであればもっと手洗いらしいしっかりしたサイズで、それならばもっとそれが違和感ないような場所に計画されるべきだったなと思います。とってつけたようなインテリア的要素になってしまっているのが、もったいないなぁというのが実感です。

・リビングに直接的な収納がない(奥さん談)

ちょっとした収納はあっても、子供服などをしまう収納が廊下にしかないので、日常の出し入れの多さを考えるとそうだなと思います。ぼく自身もリビングで洗濯物をたたんだ際に、そこにすぐしまえる場所がないのは少し不便だなと実感しています。

・洗面脱衣室がせまい(奥さん談)

平詳_洗面室

2.5畳分なのですが、友人宅などを見て特にそう思うそうです。そりゃぼくも広いほうがいいですけどね(笑)。でも大きさだけでなく形状やレイアウトも重要なんだと思います。

・浴室の入口が開き戸(奥さん談)

浴室の開き戸は普通内側に開くので、複数人で入っている場合などどうしても開閉が不便です。引き戸が便利なのは分かり切っていましたが無理だったのと、折戸が何かドアっぽくなくて好きじゃなかったので開き戸になりましたが、折戸のほうが良かったのかなぁと。トイレ同様、万が一の緊急の場合もあるので、このあたりはもう少し真面目に考えてもよかったのかなと思います。

・キッチンがやはり暗い(奥さん談)

ダイニング2_2

やはり窓が少ないので照明に頼ってしまうところが大きいです。背面カップボードや棚部分をもっと工夫して採光面積を増やせばよかったなぁと、今更思う事は山のようにあります。

・寝室照明の調光の使い勝手

細かい話なのですが、寝室のベッドゾーン天井にダウンライト3灯があり、一応これが主照明なのですが、枕元でこれを調光(ダイヤル式)とON/OFF、出入り口でON/OFFのみできるようになっています。例えば、寝る前こども達のタイミングに合わせて枕元の調光で暗くしてゆき、最終的にスイッチをOFFにして寝ます。そして次の日の夜、寝室に入ってきて出入り口のスイッチをONにすると調光が一番暗いままなんですよね…。すぐ寝るだけなら見えない事もないのでこれでもいいのですが、出入り口付近にぼくが使うクロゼット(たまにしか使いませんが)があってカバン等を探す時、暗くて見えず、結局枕元まで行って調光で明るくするという面倒な事になっています。

これの解決策は、調光できないタイプの照明を、主照明ダウンライトの一部として、または独立した位置に計画しておいて、そのON/OFFを出入り口でも枕元でもできるようにしておけば問題なかったんですね。朝起きた時に調光ダイヤルを明るく戻しておくという手もありますが、朝からそこまで気が回らず面倒です(笑)。ちょっと計画が安直すぎました…。これが後付けのシーリングライト等の場合は、そのリモコンを枕元と出入り口で持ち回るような形になりますね。もし同じような計画の方がおられれば注意してみてください。

・1Fホールのエアコン

ホールエアコン

これです。その奥のトイレの天井を下げてまで配管し設置したエアコンなのですが、現在まで稼働率はほぼゼロ。普通ならありえない場所ですし、上部が吹き抜けているので効率も悪かろう場所なんですが、万が一将来的に子供がここでピアノを練習するとかになった場合に、暑い寒いがあると後悔するかなぁなどと考え計画したものでしたが…。ムダだったと判断するには今はまだ時期尚早だと個人的には思っています。あって損はないですよ(笑)。

・1Fトイレの窓

1Fトイレ31Fトイレ

プライバシーの観点や先述のエアコン配管との絡みもあり、長いほうの外壁面にはあえて窓を作らずに、建物をくぼませた側(自称坪庭)の面にのみ地窓を計画したトイレで、照明は下がり天井を利用した間接照明と居部のダウンライトとなっています。ですので照明なしで暗いのは当たり前なんですが、やっぱり日々の照明の所作が面倒でありもったいないです。窓だけで明るいのであればそれが一番でしたね、きっと。意匠にもこだわるのであれば、照明ではなく窓(自然採光)を利用した間接効果で明るさを計画すればよかったなと思います。

・浴室の窓

浴室

トイレの件と同様でつまらない話なんですが、写真のような位置に外倒しタイプの窓が付いている浴室。はるか昔に、プライバシーのある坪庭やデッキと繋がった浴室の理想像があり、やむなく道路側への配置となった時点ですべてを諦めればよかったのですが、浴槽から外の植木が見えたら気分がいいかなぁというなごりを捨て切れず、防犯上もあってこのような大きさの透明窓としました。しかし、ろくな目隠し対策や植樹計画を持たないままこのような事を行うと、結果やはり視線が気になってガラスに目隠しシートを貼ったり(この点は後日解消できたので剥がしましたが)、あげくの果ては樹木の葉が窓より上の位置で育ってしまい幹しか見えないなどの、中途半端な結果を生んでしまう事となりました。あとこの窓は、内側の網戸を手前へ開かないと障子を開閉できないので、窓際に何かを置いている場合それが不便だという事もありました。

こんな事なら、もっと目線を外した高い位置に普通に窓を付けて、明るくすればよかったなと思っています。もっとも朝や日中に風呂に入るのはぼくぐらいですし、個人的な都合で諸々面倒をかけて家族には申し訳なかったなぁと思っています。

・外構の植栽計画について

外構の話でも少し書いたのですが、これはもう無知でずさんでありました。

第56話 竣工編-7
こんにちは。 今回は竣工編の最後に、外構について少しですがご紹介できればと思います。 勤めていた工務店には外構専門の担当者がおり...

室内からも色々と樹木が見えるようにと、欲張ってたくさん植えてしまったために、管理の大変さに苦労しています。屋外の水栓から遠い、建物裏手の狭い部分にも植栽を配置したので、ジョーロで水やりしたりと、当初はそういうのも楽しみの一つだと想定していたものが、安易すぎたという結果です。

あと、ウッドデッキのフェンス部分などの目隠しに、ツタ系植物にたくさん繁ってもらいたい部分に限って、地植えのスペースが無く、プランターでしか栽培できない計画になっていたことも失敗でした。なかなか育ってくれず、むしろ枯らしてしまったりして、全然目隠し緑化が進みません…。反面、特に意図もなく地植えした部分は、ほっておいても爆発的な成長力で他のエリアをも飲み込んでゆき、今後どうしたものかと手をこまねいている状況です。

以上、こんな感じでしょうか…。

まとめると、欲張りすぎたり、こだわりすぎたりするとロクな事がないと(笑)。

中途半端にたくさんの理想を叶えようとすると中途半端な結果になります。やるなら徹底的にこだわって詳細を詰める。これができない部分は潔く切り捨てて、その上で良い部分を伸ばして活かす。こういう事も大事なんだろうと思います。

住宅建築は2回目または3回目でようやく理想通りの家が建つ、なんて言葉をよく聞きますが、2回目なんてまず無いと思うからこそ、初回ですべてのこだわりをぶつける訳ですよね。ぼくの場合も最初で最後だと思うからこそ、デメリットばかりを切り捨てた無難なものよりかは、冒険心をもって攻めの気持ちでチャレンジしたいという意思がありました。現場歴たかが5年だったぼくが、業務ではやった事も見た事もないことを、せっかくだし自宅だからという事でチャレンジもしました。もう失敗は想定内です。そういった意味で家族にとって不本意だった部分があったのなら申し訳ない気持ちはありますが、僕自身に後悔はありません(勝手)。

逆に言えば、家族の理解や協力があったからこそ、このような事ができたと思うので感謝しかありません。

自宅建築経験者として、もし偉そうにアドバイスできる事があるとすれば、冒険心とは先ほど言いましたが、「何かしらのメリットを追求するという事は=そのデメリットを覚悟する」という事なので、そういった「心構え」はあればあるほど後々に悔いは残りにくいんじゃないかなと。言い換えれば「開き直り」「気休め」という事かもしれませんが(笑)。

ちなみに、入居後は、もし自分が同じ条件で我が家を建て直せるとしたらどうしていたか、みたいなアホなシミュレーションをしたりする事もありましたが、限られた条件の中でやっている事ですので、どこかをさらに優先させたら、どかかが削がれて犠牲になるんです。もちろんそのバランス感覚でもう少しマシな家になっていたのかは分かりませんが、今の住まいとそう大きく変わらない内容であることは間違い…はず…、と納得させました(笑)。開き直りも大切なのですよ(笑)。

長くなってしまいましたが最後に、

ご挨拶

このブログを見てくださった方、本当にありがとうございます!

もともとリアルタイムではなく面白みもない記録の上に、特に前半たらたらとどうでもいい事を書き連ねたあげく、間延びに間延びを重ね、完結に至るまでに不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。

マイホーム竣工後、子供の病などで慌しく、「マイホーム建築」というぼくや家族にとって貴重な経験の記録化がなかなかできなかったのですが、こうやっておかげさまでそれがようやく達成できた事、とても嬉しく思っています。

「現場監督」としてのぼくの苦悩・奮闘ぶりは読んでいただいた通りですが、何より「施主」の立場として、読んでくださった方の中でもし何か1つでも、ご自宅の建設に役に立つような事柄があるようでしたら幸いです。。。

メイン画像

以上で、「現場監督のマイホーム建築記録」いったん完結です!

以降は、入居後にDIYで取り繕った部分などを、大した内容はありませんが、ぼちぼちペースで掲載していけたらと考えております。よろしければまたご覧になってください。

それではご拝読、ありがとうございました!!!