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第46話 施工編 『仕上げ工事-1(塗装)』

こんにちは。

いくつかのトラブルを乗り越え、残すは各仕上げの工事となりました。今回は塗装工事の一部をご紹介したいと思います。

ここまでくると、あとは目に見える部分ばかりですので工事中の写真はほぼなく、奥さんがホームビデオで撮ったものからの抜粋しかないのですが…。

外壁塗装

塗装1

外壁ですが、モルタル壁の部分にはジョリパットが施工されました。専用のツールを用いてパターンを模様付けしていくという塗装方法ですね。一部に木製の格子が見えますが、このような木部にも防腐系の塗料を施工します。

内部塗装

塗装2

リビングの一面を塗装仕上げに。集成材で造作した棚やカウンターにはオイルフィニッシュとしてオスモを施工してもらいました。

シーリングファン

見にくいですが、リビング吹き抜けを見上げた所。2階の天井は、シナ合板張りにオスモを塗装しています。シーリングファンが付いていますね。

塗装工事の注意点

いろいろありますけれど、色目やパターンについてはサンプルを確認することが大事です。カタログや色見本帳だけではさすがに小さすぎますし実際とは違います。実際、大きな面積を施工してみると、想像と全く違ったということもよくあります。

ですのである程度の大きさ(といっても30cm角程度)の、実際にその塗材を施工したサンプルを確認するほうが無難でしょう。ぼくの場合は、現場でタイミングが合ったので、塗装の現場調色の色目具合やパターンの加減を、実際少し施工したりしてもらいながら確認させてもらいました。

あと、木部のオイルフィニッシュ系の塗料は、その塗り重ねる回数や拭き取りの加減で仕上がりが異なってきます。ぼくも現場でずっと見ていた訳ではなかったので、出来上がってみると思っていたよりも色目が濃くなってしまったなぁと少し失敗してしまいました。できれば、小さな木片にでも試し塗りをして、このぐらいの仕上がりにして欲しいと伝えるのがベストですね。そもそも、それらの既製品塗料の規定のカラーから理想通りにセレクトできていることが前提ですが。

それと施工的な話になりますが、例えばEPとかですと、その下地として不向きな建材や、使うとしても然るべき下地処理をしなければいけないものがあります。そのあたりの選定と処理の確認というのも要点の1つです。

以上、今回はこのあたりで。次回も引き続き仕上げ編です。

ありがとうございました!