↑こうならないようにという事で(笑)。
こんにちは。
前回に引き続き内部造作について。断熱材工事の様子です。
断熱材工事
吹き付け断熱ですと専門業者が施工しますが、我が家は繊維系(ロックウール)の充填断熱ですので大工さんが施工しています。
以前書きましたが、新築住宅は今後、一定の省エネ基準の義務化が行われるため、より断熱性能の優れたものになっていくんでしょうね。
まぁ我が家も、そこまで暑い寒いを感じない程度にはしておいてよかったなと実感しています。融資の条件で、最低でも旧基準の省エネ等級4を満たす必要もありましたので。
断熱材が隙間無く充填され、防湿フィルムが施工されました。気密とは違います。気密住宅はさらにあらゆる所をテープ・シール処理して、内外の空気の行き来をシャットアウトするものですので、そこまでは求めていませんでした。
ちなみに天井の断熱材は、我が家の場合、最後のほうで施工されます。同じ在来木造でも、その造作工程は多岐に渡ります。我が家の場合は、火災保険の絡みで「省令準耐火構造」である必要があり、壁の石膏ボードを優先して梁などの躯体まで張り上げる施工方法を選択していました。そのため、その後に天井下地・断熱材という順序になる訳です。
下地入れ
防湿フィルムや石膏ボードを張ってしまう前に、後に必要な下地を入れていきます。これらががちゃんとした位置に入っているか確認します。在来工法では、カーテンの下地等も各所入れていく必要がありますので、そのあたりもチェック。
備え付けのものはもちろんですが、将来的なものも含めて、僕自身が後々付けてまわる予定の備品などの下地も多めに入れといてもらいました。
最近は施主さんご自身が、入居時にもろもろ取付けされるケースも多いでしょうから、そのような場合は上棟時などに忘れずに、下地の必要箇所を伝えるようにしてくださいね。
造作枠 取付け
石膏ボードを張っていく前に、窓枠などが取付けられていきます。
窓枠は、パイン集成材のハニーブラウン色です。こういう飴色っぽいのが、なんか懐かしくて好きなんです。
4方窓枠を入れているのは、2階居室以外の壁を塗り壁で仕上げようと予定しているからです。その際の仕上げ見切りとしてですね。
逆に2階居室は、クロス貼りですので、窓台(膳板)のみでクロスを巻き込んで納めます。
このような作業の流れで、この後石膏ボードが張られてゆきます。
ではまた次回。
ありがとうございました!!