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第24話 計画編 『間取りプラン決定-2』

断面モデルイメージ

こんにちは。

今回も前回に引き続き、決定した我が家のプランについてです。

今回は、当時作成したパースを振り返って、主に内観の計画などをご紹介したいと思います。

まず最初にもう一度、決定の平面プランを載せておこうと思います。

1F平面図

2F平面図

それでは…、

内観計画 パース紹介

※どのパースもそうなんですが、ぼくの扱いが下手で、全景を捉えようとして奥行きを引き伸ばしたような絵になっています。なので実際より奥に広く見えてしまっている点、ご容赦ください。

・玄関入ったところ

玄関からリビング

ホール部分の床に、却下になった磁器系のタイルではなく、ビニール系のタイル(紺色系)を貼る計画です。

ホールとLDKの境の建具は、図面でもパースでも、引き違い戸になってますが、これ以降の変更で、大きな1枚の片引き戸(サイズ約 W1200 H2500)に変更しています。

・LDK側から玄関を見たところ

リビングから玄関

パースの加減で、玄関がやけに遠くに見えますが、実際はそんな事ありません(笑)。玄関上がり口に手洗い器を計画しています。

ホールとリビングからウッドデッキへ出れるようにしています。

・ダイニングからリビングを見たところ

ダイニングからリビング

ホールからの入り口建具(パースは違いますが、大きな1枚戸)を採光性のあるものして、その部分からもデッキ側からの明るさをダイニングに取り込もうという計画です。

リビング奥の壁面に造作家具(パースは仮です、この素材しかなかったので)が取り付いていますが、その下に地窓を設け、外に植えた植栽が見えるよう、かつ外部からの視線は高さ的に通らないように考えていました。

・リビングからキッチンを見たところ

リビングからキッチン2

吹き抜け、リビングカウンターがあります。

キッチン奥の壁面(東面)には、パースのように食器用の吊戸棚と固定棚の計画があったので、大きな採光は難しかったのですが、高窓と小窓で少しでも明るくなるようにと考えました。

・同じくリビングからキッチンを見たところ

リビングからキッチン1

・リビング吹き抜けを見上げたところ

吹き抜け樹木

はい、これが「室内から北側お寺の樹木の景観を望む」計画です(笑)。1階の高窓と、吹き抜け2階部分の大きな窓を利用し、これを実現しようというものです。パースは取って付けたイメージですが、果たしてこれがホントにそのようになるのか…!?

・キッチンからリビングを見たところ

キッチンからリビング

キッチンはペニンシュラ型のオープンキッチンで、コンロ側の壁面にタイルを貼る計画としています。コンロ側にホールへの出入り口、反対に洗面室の入り口があります。見えませんが、洗面室の手前にパントリーの入り口があります。

分かりにくいのですが、食卓の後ろの壁に、ガラスの開口窓を造って、そこから階段の様子が見えたり、階段室の吹き抜け窓からの明かりが、少しでもダイニングやキッチンに入るように考えました。

・ホール~階段室です。

1Fホール2

玄関から入った所の壁面に鏡を取り付けたいなというのがありました。

奥に見える窓の向こうは、ごく小さな建物のくぼみになっていて、そこに植えた植栽が見えるような計画です。その窓の下に、パースでは表現されていませんが、掃除機などをしまう収納を造作します。

一番奥が、トイレとキッチンへの入り口です。このようにキッチン側とリビング側の2つの入り口で、LDKとホールをぐるっと回れるように計画しています。

ピアノを置いていますね。

・ホールを反対のトイレ側から見たところ

1Fホール1

ホールはウッドデッキにつながっています。吹き抜け上部の大きな窓で、明るさと開放感を確保しようとしています。

・1Fトイレ 便器側から見たところ

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先ほどの、建物をへこませた部分の植栽が、トイレの地窓からも見えるという設定です。

手洗いカウンターと、その上に鏡を設置する計画です。

・2Fホールを東側から見たところ

2Fホール2

パースの都合上、天井の表現がおかしいです。奥で吹き上がっているように見えますが、実際はずっとフラットです。

奥にタタミコーナー、そこにバルコニーへの出入り口もあります。

・2Fホールを、反対のタタミコーナー側から見たところ

2Fホール1

突き当たりに見えるのが、手洗いカウンターです。上部に大き目の窓、その下に鏡を設置する計画です。もし子供が大きくなった時など、1Fだけでなく2Fでも洗面化粧ができたらという思いもあります。

・タタミコーナーです

畳コーナー

すぐ横にバルコニー。洗濯物取り込んだり、ここで室内干ししたり。

リビングの吹き抜けとつながっています。その腰壁の上部を、カーテンなどで仕切ることで、LDKの空調の効きが悪くなるのを緩和できたらと考えています。同時に、吹き抜けの天井にシーリングファンを設置し、暖房の効率低下を防ぎたいという考えです。

奥に見える勝手口サッシの向こうも小さなバルコニーです。

・タタミコーナーから吹き抜け側を見たところ

吹き抜けからバルコニー

先述の西側の小さいほうのバルコニーですが、その外側を目隠しの外壁で囲い、その外壁面に大きな開口をとり、そこに木製のルーバーを取り付ける計画です。そうすることで、西日を遮りつつ採光・通風を取り入れようとしています。このバルコニーの目的としては、つる性植物などの鉢植えを置き、またはそれらをルーバー部分に絡ませ、その様子が吹き抜けを介して1階からも見えると共に、西日があまり気にならない程度の採光がリビングにもあればと考えました。

・寝室

寝室

奥にウォークインクローゼット、掃き出しサッシはバルコニーにつながります。

カウンターの上の壁面に造作棚を設置する計画です。テレビが重そうでカウンターが折れそうですね(笑)。実際には支持する壁が付きます。

大体このような感じです。

グラフィックで空間の大きさ自体を捉えるのはとても難しいですが、内装や外装の仕上がりのイメージを掴むのには最適です。でも、ここまでしていても、現実には「イメージと違った」なんて事も度々起こります。難しいですよね、建築って。

それでは今回はこのへんで。

次回は、外観の計画を、外装材の仕様と共にご紹介できればと思います。

読んで頂き、ありがとうございました!